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ギリギリまでこだわったQosmio AV Center
2006-01-13 | コスミオの特徴  |

あっと驚くようなエピソードが飛び出しますが、そんなインタビューも最終回を迎えました。

前回に引き続き、商品企画の的場さん、ソフトウエア担当の久保田さん、和田さん、ハードウエア担当の鈴川さん、デザインの吉原さん、そしてインターフェース担当の杉田さんの6名になります。

皆さん、よろしくお願いします。

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稲田:当初は「Qosmio AV Center」という名前じゃなかったんですか?

吉原:そうです。当初はコスミオのAV関連の操作は統合ランチャーソフトQosmioUIで行っていました。
トップメニュー画面からTVを見たり音楽を聴いたりしていただくコンセプトは当初から変わりません。
                             デザイン担当の
                               吉原さん

僕としては、全く新しい統合AVアプリということで、その機能を分かりやすく伝える新しいHOME画面をデザインしていたのですが、設計部としては、あくまでQosmioUIの下の、TVアプリという位置づけと解釈されていたので・・・必然的にQosmio AV Centerという名称もおかしいし、HOME画面も必要ないという考えになってしまったようです。


稲田:前モデルでは、TVや、DVDを視聴するそれぞれのアプリケーションを、QosmioUIから操作していましたよね。
Qosmio AV Centerは、AV関連の機能をすべて含んだ1つのアプリケーションですよね。当然、新しいHOME画面は必須のように思えるのですが・・・。

的場:そうですね、ここでQosmiAVCenterのホーム画面に関して、当初は設計サイドとヒューマンインタフェースサイドとの大きな意見の食い違いが生じていたわけです。これはいま思うと大変な食い違いでしたね。

今回のソフトは単なるTV視聴録画ソフトなのか、それともTVだけではなくDVDや音楽も統合して扱えるソフトなのかという点で意見が分かれました。

AV統合ソフトと位置づけた場合、TVもDVDも音楽も操作性も統一したいけれど、実際にはいくつかのソフトの組み合わせになってしまうので、統一した操作性を確保するのが難しくなる。だったらTVアプリに絞った方が良いのではないかという考えもあったようです。このあたりの意見の違いが、ホーム画面の必要性の議論として盛り上がっていったのです。

ヒューマンインターフェース担当としては例えばTVを見るだけでも従来のQosmioUI経由ではQosmioUIを立ち上げて、TVの項目を選んで、ソフトを起動するなど、操作が1クッションも2クッションも増えてしまうので、ボタンひとつでダイレクトに操作できるQosmio AV Centerからなんでもできるようにしたいと思っていました。

前モデルに搭載されていた、統合ランチャーソフトQosmioUI
前モデルに搭載されていた、統合ランチャーソフトQosmioUI


開発側は従来の操作性を継承するもので、QosmioUIの下で動くTV用のアプリケーションの新開発だと思い込んでいたわけです。当然名前もおかしいし、HOME画面など不要だと考え、ヒューマンインターフェースの責任者にそのまま伝えてしまったのです。そのときの責任者の顔は忘れませんね。(笑)


稲田:で、そのあとはどう調整したのですか?

的場:その時点でソフト開発のコンセプトが大きく食い違っていたわけですから、おおごとでしたね。今思えばその時点で気づいていてよかったのですが・・・。

再度メンバーを集めて何が一番ユーザにとって使いやすいソフトであるかをとことん話し合いました。
ユーザにとってはTVだけでなくAV操作すべてがダイレクトに操作できるほうがやはりいいと言う結論になり今のQosmio AV Center の形が出来上がったわけです。

QosmiAVCenterのホーム画面
QosmiAVCenterのホーム画面

稲田:原点に立ち戻り、ユーザさまにとって、何が一番便利かを最優先させたわけですよね。

吉原:僕としては、リモコンモードとマウスモードの関係性を直感的に理解していただけるように、アニメーションなどの仕掛けをもっと盛り込みたかったんですが。

久保田:その点については動作の早さとの兼ね合いもあり、今回は何とか妥協してもらいました。

的場:担当者ごとに主張や、やりたいことはいろいろあったんでしょうが、お客さまの使いやすさのためにいろいろと妥協していただいて。そのおかげで、動作の早さには自信があります。これは結局使いやすさにも直結する要素ですので。

和田:確かにまだまだやりたいことがありますね(笑)。次も担当させてもらえるのであれば、いろいろやっていきたいと思っています。wada.jpg

稲田:具体的には?

和田:具体的には今はまだ、申し上げることはできませんが、私だけでなく、他の方々も次はこうしたい、ああしたいっていうのが、たくさんあるんじゃないでしょうか?

ユーザの皆さまからもトラックバックとしてご要望を頂ければ、私たちもそれをみて今後の開発の参考にさせていただきます。

                            ソフトウエア担当の
                               和田さん

的場:ユーザの皆さまのご意見を直接お伺いできるブログには、稲田さんだけじゃなく、私たち開発陣も大いに注目していますから。

誰一人が欠けても実現できなかった開発プロジェクトに違いないと感じています。

誰一人が欠けても実現できなかった開発プロジェクトに違いないと感じています。誰にでも使いやすい「Qosmio AV Center」が完成、そして新“コスミオ”は誕生したんですね。


ぜひ店頭で、リモコンボタンをいじったり画面を動かしたりしてみてください。「なるほど~」って思っていただけたら、幸いです。また、ユーザの皆さまからの、「こうしてほしい」などというトラックバックもお待ちしております。

2006-01-13 | カテゴリー: コスミオの特徴  |
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